2020年の振り返り

2020年12月22日

年の瀬も迫り、2020年も残りわずかとなりました。
新型感染ウイルスの影響で先行きが不透明な中でも、皆様のご支援のおかげで今年も多くのことに挑戦することができ、また改めて私たち自身の役割を再認識することができました。簡単ではございますが、2020年の出来事をご紹介致します。

1人1人のスタッフの存在
数ヶ月にわたる外出制限や在宅勤務期間が続く中、6月には弊社設立11周年を迎えました。今年はZoomを利用したオンラインによる11周年のチームアクティビティを実施。また8月には公式ウェブサイトをリニューアルするなど、チームの活動が停滞することなく、一人一人がそれぞれの目標に向かって前進し、新しい試みに挑戦し続けました。また、新しい環境や日々変化する市場に流されることなく、質の高いアウトプットを提供し続けるために、弊社でも、デジタルサービスを中心とした”ニューノーマル”なサービスを開発しています。未曾有の状況から回復していくためには、個人のスキルや躍進力だけでなく、高いモチベーションを持つ1人1人のスタッフの存在が重要だと再認識しました。

躍進のためのリスク
また、弊社では2020年9月に、40年以上の歴史を持つオーストラリア最大・最古の日系新聞「日豪プレス(Nichigo Press)」を運営する新会社「Nichigo Press Media Group Pty Ltd」を設立しました。日豪プレスのビジョンは、日本とオーストラリアの架け橋となり、日系コミュニティとその活動をオーストラリアでより多くの人に知ってもらうことです。今後は、デジタルサービスへの移行と、オーストラリア国内のローカルメディアや他コミュニティ誌とのコラボレーションを率先して行い、これまで以上に日本とオーストラリアの距離を縮める媒体へと成長させていきます。

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更なる成長に向けて
どのような状況下でも成長する余地は常にあると信じています。新型感染ウイルスの影響による経済活動の停滞においても、オーストラリア市場を理解し国際的なビジネスを支援する弊社の強みの根幹にある「人材」を、更に強固な資産へと成長させるために、新たな人材育成に取り組んでいます。
この状況をスキル開発の機会と捉え、プランニングセクションスタッフのオンラインビジネススクール(Emeritus)の受講を支援しました。スタッフは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の講義を基に構成されたイノベーション&デザインシンキング、デジタルトランスフォーメーション:プラットフォーム戦略コースを受講。これらの学びへの投資は、Withコロナ/Afterコロナのグローバルな環境を生き抜く力となり、弊社を成長させるエンジンとなると信じています。
また今年は、オーストラリア国内の移動制限や国外移動の禁止により、現地視察や旅行博など、クライアント様が豪州市場の情報に触れる機会が少なくなりました。現地視点の状況をお伝えすることもを目的に、オーストラリア市場の最新の状況や消費者インサイト、豪州訪日市場の見通しを解説するウェビナーを複数回実施。日豪で活躍されるクライアント様や今後豪州市場での展開を検討されている企業の方々を対象に、少しでも有益な情報を届けるために、チームが一眼となってウェビナー開催に尽力しました。
この経験を通じて、クロスカルチャーで、イノベーションを創出する我々の理念を再認識したほか、スタートアップ企業から政府機関の支援や、B2Bサービスの向上してを通してグローバル市場での地位を確立を目指す企業を最大限サポートできるするために、より多くの成長が必要だと感じました。

これらは皆様からのご支援なしには成し遂げることはできませんでした。心より感謝申し上げます。2020年に培ったことを糧にして、来年はこれまで以上に尽力して参ります。2021年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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