doqメンバーのスキルアッププロジェクト – 【イノベーション&デザインシンキング(Emeritus)】編 –

2021年06月09日

doq®の社員はクライアントのビジネスの成長をサポートする為に、社内外の各分野におけるスペシャリストによる講習や情報共有等を行っています。

出典:EMERITUS

doq®の社員はクライアントのビジネスの成長をサポートする為に、社内外の各分野におけるスペシャリストによる講習や情報共有等を行っています。

この社員のスキル向上プロジェクトの一環として、一部社員のスキルコースの履修を実施しています。今回はこの制度を活用して、新たなスキルアップを実現した弊社のディレクター永見幸太に体験談を聞きました。

今回このプロジェクトに参加することが決まった時の心境はいかがでしたか?

コースは2020年6月からはじまり、参加することを決めたのは2020年4月頃だったと思います。新型コロナウィルスの発生によりdoqでもWork from Home期間中となっていたタイミングで、スキルアップのために代表の作野からオンラインのビジネスコースに通ってみないかと提案をもらいました。

コロナ禍で今後のグローバル市場の先行きが見えない状況、New Normalというキーワードがメディアで飛び交い、人々の生活やビジネスモデルも変わっていくといわれていた状況で、自分自身もこれを機会に、ビジネスをいちから創出していく力を身につけたいと思い、また会社による支援により受講を決めました。

実際に参加してみていかがでしたか?

約9ヶ月のコース期間中、平日の業務後や休日に、週に3-6時間程度、講義の受講とグループでの課題に取り組み、大変ではありましたが、普段の業務との両立が可能なボリュームで参加することができました。

コースの内容ももちろんですが、オンラインで各国からメンバーが集まり、私とおなじ30代や、40・50代のメンバーも多く、ともすれば塞ぎ込むことになりがちなコロナ禍で、同じようににスキルアップの機会にしているメンバーが世界中にいる、と感じながら参加できたことは自分にとっても励みになりました。

受けていたコースを教えてください。

Emeritusというオンラインのビジネススクールの Innovation & Design Thinking コースです。
マサチューセッツ工科大学、コロンビア大学ビジネススクールと提携し、これらの大学で実際に行われた講義などをもと、 Design Thinking、 Breakthrough Innovation、 Strategy is Innovation、 Capstone Projectの4つのモジュールから成り立っていました。

コースタイトルに Innovation & Design thinking とつけられているように、doqが通常行なっているマーケティング・プロモーション領域に加えて、クライアント企業の海外進出における新たなビジネスモデルの開発や最適化、またdoq自身のあらたなビジネス開発に役立つスキルが身につけばと期待して受講しました。

どのようなメンバーが同様のコースを履修していましたか?

オンラインスクールであったため、オーストラリア、アジア・日本、欧米、南米、など様々な国から参加していました。年代は30-50代の実際に働いているメンバーが多かったです。グループアサインメントでは、メルボルン、ブリスベン、インド、ベルギーのメンバーと課題に取り組みました。

始める前後でギャップはありましたか?

そこまで大きなギャップはなく、Emeritusの専用プラットフォームや、SlackやZoomなどを活用してスムーズに受講をすることができました。時間の都合がつく時に講義を視聴できるというオンラインのメリットはありましたが、やはりオンラインだけでなく、フェイスtoフェイスで、メンバーや講師の方とコミュニケーションを取れる機会があれば、より深い議論や繋がりをつくることができてよかったな、とは思います。

永見 幸太、 アカウントプランニングディレクター

このコースで学んだ重要なポイントは何ですか?

Innovation & Design thinking では、生活者の観察やインタビュー、いわゆるカスタマーセントリックが重要であると改めて理解できたこと。自分の想像ではなく、商品やサービスの受益者である生活者を起点として、アイデアの種を生み出し、また長い時間をかけてサービスを開発するのではなく、複数のプロトタイプを作り、それをまた生活者によってテストすることで、サービスを作り出していくプロセスを学びました。

Airbnbの創業当初の簡素なプラットフォームを見たり、実際に世に出ているプロダクト・サービスの開発事例を知ることも学びとなりました。

期待どおりのことを学べましたか?

Innovation & Design thinking の一連のプロセスを学ぶことができたと思います。ただ、講義はあくまで講義で、個人・グループでの課題も仮想のものであったので、当たり前ですが、まだ自分がイノベーションを起こせているわけでもなく、学んだことをできる限り頭の中から実践に移していくことがつぎの課題と感じています。

どのようなdoq®メンバーに同じコースをお勧めしたいですか?

マーケティングには常に生活者を驚かす、楽しませるアイデアが必要なので、アイデアを作り出す・発展させるスキルを学ぶという意味では全てのdoqメンバーにお勧めできます。

広告・プロモーション領域の実践スキルを学ぶものではないので、それらのスキルを既に身につけているマネージャー以上のメンバーによりお勧めできるかなと思います。

感想を教えてください。

こうした学ぶ機会を与えてくれた会社に感謝するとともに、上記でも述べたように、クライアントおよびdoqのビジネスの成長のために、学んだことを実践に生かしていきます。

永見だけではなく、他メンバーのスキルアップも実施しておりdoq®の可能性は引き続き拡大し続けています。

doq®は豪州と日本をつなぐ架け橋としての役割を担い、クロスカルチュラルな文化の中でのビジネスの成長をサポートしています。ご興味のある方Contactページからお問い合わせください。

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