2022年12月09日
外国人ほか多様な文化的背景を持つ人の購買を念頭に置いたマーケティングで、世界の顧客をつかむ。国内市場の成熟が進むなか、日本・アメリカ・オーストラリアで企業のマーケティングを支援してきた筆者による、これからの日本企業への処方箋。
doq代表作野の初の著書となる「クロスカルチャー・マーケティング 日本から世界中の顧客をつかむ方法」(出版:宣伝会議)が12月6日に発売されました。オンライン書店ではAmazonから購入でき、全国の有力書店でも順次発売が開始されています。
少子化等により日本市場縮小に直面するなか、海外の消費者や国内に住む外国人、訪日旅行客を見据えることで、成長の可能性は何倍にも広がります。本書ではそのために必要な手法として、当社が実践してきた「クロスカルチャー・マーケティング」の考え方、また組織づくりからリーダーシップ、市場・顧客分析、クリエイティブ、仕事の進め方などについて解説しています。
巻末には特別対談として「星野リゾート代表の星野佳路氏」、「アマゾンジャパンでファッション部門のマーケティング責任者を務めるジョン・キング氏」と作野との対談も収録。
ご関心をいただけましたら、是非書籍を手にとっていただければ幸いです。
[書籍情報]
書籍名:クロスカルチャー・マーケティング 日本から世界中の顧客をつかむ方法
著 者:作野善教
出版社:宣伝会議
定 価:2,200円 (本体 2,000 円+税)
仕 様:四六判 268ページ
販売先:全国の有力書店およびオンライン書店
Amazon 購入先リンク
https://amzn.to/3H8OnD0
[書籍目次]
はじめに 成長の鍵は外に目を向けることから
Prologue 世界で成功する先駆者たち
Chapter 1 クロスカルチャー・マインドセット
Chapter 2 クロスカルチャー・チーム
Chapter 3 クロスカルチャー・リーダー
Chapter 4 クロスカルチャー・パートナー
Chapter 5 クロスカルチャー・メッセージ
Chapter 6 クロスカルチャー・コミュニケーションデザイン
Chapter 7 クロスカルチャー・デジタルマーケティング
Chapter 8 クロスカルチャー・マーケティングの未来
Chapter 9 クロスカルチャー・アントレプレナーシップ
Epilogue クロスカルチャー対談
おわりに 日本から世界の顧客を射止める
[クロスカルチャー・マーケティングとは]
企業や組織が自国で培ってきた文化やサービスの特徴を活かしながら、対象市場(海外)の現地特性に合わせたマーケテイング戦略を立案し、多様性に富んだチームの潜在的な能力を用いて最適化していくこと
[作野 善教 Yoshinori Sakuno]
シドニーのマーケティングカンパニーdoq創業者・グループマネージングディレクター。兵庫県芦屋市出身。2001年に外資系広告代理店ビーコンコミュニケーションズ入社。2005年に渡米し、米系広告代理店レオ・バーネットのシカゴ本社でAPACおよび欧米市場向けマーケティング立案を経験。その後オーストラリアに拠点を移し、2009年シドニーにてdoq(ドック)を創業。異なる文化と背景を持つ多様性に富んだチームとともに、20年で50社以上の越境マーケティング戦略立案を手がける。2019年オーストラリアの移民起業家を称えるエスニックビジネスアワードにてファイナリストに選出されたほか、2021年NSW州エキスポート・アワードのクリエティブ産業部門にて最優秀企業賞を獲得など受賞多数。2001年立命館大学経営学部卒。2008年シカゴ大学ニューアントレプレナーズプログラム修了。2011年ニューサウスウェールズ大学AGSMにてMBAを取得。2014年クロスカルチャーマーケティングエキスパートとしてTEDxTitechに登壇。2018年ハイパーアイランド・シンガポール校にてデジタルメディアマネジメント修士号を取得。日本発ブランドを世界中の消費者に訴求する「クロスカルチャー・マーケティング」の重要性を唱える。