クライアントビジネスを活性化させる空間プロデュース事業
Kokuyo社との協業によりSEIKO Australiaのオフィス改修、Yakult Australiaのビジターセンター改修をプロデュース
doqではクライアントに通常のマーケティングサービスを提供するだけでなく、クライアントビジネスの活性化に資する空間プロデュースも展開。日本のオフィス家具・空間デザインのリーディングカンパニーKokuyo社と協業し、同社の空間デザイナーが運営するStudio Jigenとともに、クライアントのビジョンを体現し、ビジネス課題を解決する空間を創出している。
2021年に手掛けたSeiko Australiaの本社オフィス改修では、セイコーのフィロソフィーである「One step ahead of the rest」を空間デザインにも反映。
COVID-19以降のオフィス空間が社員同士の交流を促し、創造性を高める場となることを目指し、個人の活動や集中した作業を適したワークステーションエリアの中央には、社員間がリラックスした雰囲気の中で意見交換ができる交流エリアをシームレスに設計。
また各エリアは、時間の流れ、精巧なセイコーウォッチの文字盤、自然の層と影といったセイコーのブランドイメージを表現するために、直線的なラインと自然素材が組み合わさった奥行きを感じさせるデザインとなった。
1994年にオーストラリアに進出したヤクルトは、ビクトリア州ダンデノンに製造工場を有しており、毎年約1万人が工場見学に訪れている。
2020年に手掛けた工場見学エリアのリニューアルでは、見学に訪れる多くの子どもたちが、ヤクルトの製造工程やその品質へのこだわり、予防医学の重要性を学び、またオーストラリア社会とのつながりを楽しみながら理解できるよう、随所にヤクルトのボトルの形状をモチーフとした造作やオリジナルの書体による展示物を制作した。
なお、両プロジェクトともにKokuyo社の家具を日本から導入している。